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▼〔平成20年の情報〕一足早く、雪灯篭製作!

〔平成20年の情報〕一足早く、雪灯篭製作!/
一足早く、雪灯篭製作です。
会場内に今年最初の雪灯篭を製作されたのは
米沢市まちづくり推進課のみなさん。
1月29,30日に市民交流で米沢市に来られる、
吉良町のみなさんが製作体験できるように、
1月25日に雪灯篭の下準備であるトーフ作り
(雪詰め)作業

※吉良町と米沢の関係については
 ページ下に

場所は上杉伯爵邸(記念館)の中 玄関前

男手6人でしたから、あっという間に
2基分を雪詰めして終了。

吹雪の中、お疲れ様でした。

ここで、その時の画像を見ながら
雪灯篭の製作行程
ワンポイントアドバイス

まずは雪灯篭を建てる場所を
しっかりと踏み固めます。

これが土台となります。
土台の大きさは150センチ四方
高さ約50センチ
今回は土台までは作らずに
踏み固める作業のみ


その中心にコンパネを立てます。


このときにコンパネが安定するように
フタをする前に、ある程度雪を入れて
踏み固めて固定させます。


中に入る人を決めて、いよいよ雪詰め。
大抵中に入る人は元気な若い男性が
選ばれます。

中に入る人はしっかりと雪を踏まなくては
いけません。
体が細い人なら2人でしっかり踏んでも
逆にいいかもしれないです。
また、雪の集中砲火を浴びますので
雪が体に入らないようにしっかりと防寒して
ください。
首元から雪が入らないようにフード付の防寒具
また頭に雪が当たっても痛くないように帽子をかぶるか
ヘルメットを装着

コンパネをロープで縛ります。
しっかりと3本で固定
結び方は緩まない結び方をしないと踏んでいるときに
どんどん膨らんでいきますので注意です。
隙間が出てしまうと
角の部分が溶けてしまいます。


あとは周りから雪を投げ入れます。
外の人はどんどん入れるのではなく、中の人を気遣いながら
中の人の踏むペースに合わせて入れてください。
中の人は全体的に踏んで、特に4つ角をしっかり踏んでください。

中の人がストップを掛けたりしてコントロールすること。
そうしないとしっかり踏まないのにどんどん雪は詰まって
いきます。


ここまで来たら、あとは上部にこんもりと三角の屋根みたいな感じで
雪を詰めます。ある程度上の人が固めたら飛び降りてもらって
(降りる場合は雪のあるところに着地しましょう)
下からスコップ等で固めます。
これは雨や気温で雪が解けてしまっても本製作に支障のないようにフタの役割です。


あとは下の台座の部分をある程度かたち付けたりして
雪詰め(通称:トーフ作り)終了です。

そして、1日2日固まるのを待って削り作業となります。

いよいよ明日30日に吉良町の皆さんが製作体験で削って
完成させます。楽しみですね!

吉良町の皆さんは今回
「雪の米沢市訪問隊」とうことで30名ものみなさん
が親善交流として米沢にお越しになり、
1泊2日で史蹟観光や体験観光、交流会などで
米沢市と交流されます。

また、吉良上野介義央夫人である
富子様(上杉三姫)のお墓参り
赤穂事件の際に吉良邸で亡くなった米沢の藩士
新貝弥七郎などのお墓参り
米沢市長の観光ガイド
体験コースとして
雪灯篭製作やかんじき体験、雪菜収穫
笹野一刀彫絵付け体験などをしていただく予定

ぜひ米沢で楽しんで良い思い出を作っていただき
今度は雪灯篭まつりに来てください!

このような歴史文化的交流が今後も
できればありがたいことです。

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吉良町と米沢市の繋がりというのは

忠臣蔵で敵討ちをされてしまった吉良上野介義央
吉良義央と上杉家とは深い関係があります。

2代藩主上杉定勝公の娘「三姫」が吉良義央に嫁ぎ、
2人の間に生まれた「三郎」が、3代藩主上杉綱勝公
が急死したために、跡を継ぎ、米沢藩主となり
お家断絶の危機を免れたのでした。
「三郎」が4代藩主上杉綱憲公
さらに、綱憲公の次男「義周」が吉良義央の養子に入り
吉良家を相続。

このように吉良家と上杉家は2重3重の深い繋がりがあります。

○米沢に残されている忠臣蔵にまつわる史蹟、伝説
 
・上杉綱憲公の墓 上杉家廟所

・三姫(富子夫人)の墓が米沢の法泉寺にあります。
 吉良義央の遺髪と共に眠っているそうです。
 吉良町のある団体の方は毎年お墓参りにいらっしゃって
 いるとのこと。

・上杉神社には赤穂事件殉難の碑も建てられております。

・赤穂事件のときに吉良邸に勤めていた
 米沢の藩士新貝弥七郎や山吉新八の墓
 林泉寺と照陽寺にあります。

・板谷には大野九郎兵衛の墓と伝説も残っております。
 評議をひらいた洞窟など

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