▼長野県須坂市農業委員会の皆さんが来訪頂きました。2005/04/14 10:20 (C) 観光農業のカリスマ 工藤順一
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▼長野県須坂市農業委員会の皆さんが来訪頂きました。2005/04/14 10:20 (C) 観光農業のカリスマ 工藤順一
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以下がそのタイムスケジュールです。
13日(水)
・割烹吉本旅館のバラ風呂見学と昼食
・講演「周年観光農業の成功の秘訣」 工藤順一
・さがえチェリーランド視察
・果樹農家 鈴木伸吉氏の果樹園視察
近年の農作物価格の下落傾向は、多くの農業関係者にとって経営的にもとても深刻な影響を及ぼしており、農業委員会系統組織は「かけがえのない農地と担い手を守り、力強い農業をつくるかけ橋」の理念のもと、「優良農地の確保と有効利用、担い手の確保・育成」の基本的な使命の達成に向けた積極的な活動を求められている状況です。
そんな中で、今回須坂市農業委員20名(内4名が女性で3名出席)と事務局1名の皆さんが、我が町寒河江を先進地優良事例の地としてお選びになりご訪問頂いたことを大変嬉しく思います。女性が農業委員を務める例はまだ珍しく、この辺りにも須坂市が本気で農業を活性化しようという意気込みを感じます。
また、須坂市には私が営農指導員として今から30年以上前にリンゴ栽培技術を学ぶために一度訪れたことがあります。大変懐かしく、胸が熱くなりました。
今回お話しした内容としては、
*地域振興について(→高い経済効果)
作る=売れる=儲かる、面白い農業の実現
*発想の転換の重要性
先入観、固定観念を捨てる
*五感をフルに使ってリサーチを試みる
情報収集、決断、実行
*出来ることから、小さなことから始める(起業)
スピードの重要性
挑戦する姿勢の重要性
*消費者との交流から時代のニーズをつかむ
地産地消→旬→食育教育→本物を知る
また、周年観光に取り組んだ経緯にもふれて、その時代背景とともに手法もお話しております。
*官民一体
官の信用性と民の行動力、共存共栄
私が考える観光農業を成功に導く重要な言葉として以下も紹介しました。
①本物
②安心、安全
③遊び心(体験、体感、実感、感動)
④季節感(地産地消)
⑤人づくり、土づくり、木づくり、実づくり
⑥人材の育成
⑦情報公開(顔の見える農業、消費者との交流)
⑧環境への配慮(リサイクル、ゴミの軽減)
そして、愛、ロマンといった将来への希望を実現させるためには、元氣、氣力、活氣で自らの気持ちを奮い立たせ、そのための多少のソロバン、ガマンも必要であること。
お客様には、温もりや思いやり、感謝の心で接してこそ商品にもその地域にも付加価値が増し、ファンが増えること。
などをお話ししました。