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▼電気自動車の可能性

先日、NHKで時速370km/hを記録した電気自動車の開発についての番組が放送された。
車体を低くしつつ、タイヤ性能を確保する為に8輪駆動で、それぞれに80kWのモーターが付いた「ホイール・イン・モーター」構造。
モーターは12000rpmと非常に高い最高回転数が必要との事。
性能のポイントとなるモーターは、12極の磁極にぎりぎりの高密度でコイルが巻かれ、強力な希土類磁石を使用した同期モーターであった。
バッテリはリチウムイオン電池で、インバータで3相の電流に変換し駆動するものであった。
高速度域でも加速が持続するモーター駆動ならではの車になったようだ。
80kWのモーターなら、1台あれば公道を走る分には十分と思われるが、やはりバッテリ性能が課題という感じがした。

2005/04/19 11:12 (C) JR7CWK'sぶろぐ

ホイールインモーター方式は、駆動効率面では最高な方式だが、難点がひとつ。
それは走行性能を決めると言われる「バネ下重量」が、モーターのある分重くなってしまう点にある。

うまく逃げる方法が有ればいいのですが。
2005/04/21 15:32:cwk

▼電気自動車の可能性 --comment

M菱からの発表
先の番組で共同開発?の話がまとまったというM菱が、インホイールモーターの電気自動車の実験車を発表したようですね。

新聞の写真でしか見ていませんが、さすがに自動車メーカーが作ると、モーターの形状や回りの処理?がスマートです。

さて、インホイールモーター方式でのモーターの種類について。
車の運動性能を考えるとバネ下重量は軽いほうが良いわけですが、同期モーターよりは誘導モーターのほうが軽いような気がします。
ただし減速機無しのDD駆動という条件や電力効率の面からするとやはり同期モーターに軍配上がりそう。
2005/05/15 01:09:cwk
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