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たてもの備忘録−せんだいメディアテーク−/

みなさんこんにちは、仙台支店の大津です(^^)

昨日石巻で午前中打合せの後、午後お休みを頂いて

せんだいメディアテークに行ってきました。

仙台にお住まいの方はご利用する機会もあるかと思いますが

この施設開館して来年で20年になるそうなのです。

ちょうど開館した年は私、高校一年生でした。

工業高校だったので建築に興味が湧いていたころで・・・図書館があるので

テスト勉強しにいったこともありました。(でも大概大学生で席は埋まってましたけど笑)

↑講演会が終わって外にでて撮った写真です。

スマホのカメラの性能がよくて思ったより素敵に取れました。笑

 

そんなメディアテークの設計をしたのが伊東豊雄さんなのですが、

昨日ご本人のトークショーがあったのです〜

貴重なお話を聞けてメモ魔の大津のペンは止まりませんでした。笑

聞いたお話の中で特に印象に残ったのは、

【メディアテークは2001年に開館してますが、まだ工事中だと思っている。】

つまりは完成した後も変わっていき、

【つくりながら使い、使いながらつくる。そんな建物であって欲しい】と仰っていたことです。

【公園】のように使う人が自由にいろんな用途に使い、過ごせる場所にして欲しい

という建築家と味方になってくれる方の強い思いがあって、

現在メディアテークはその思いが引き継がれて今も絶えず変わっていっているんだな〜と思いました。他にもいろいろ伝えたいところはあるのですが、長くなるのでこの辺にしときます。笑

↑これはエレベーターにのって上部を写したところ。

屋上まで吹き抜け+ガラス張りなので光がふりそそぎ、天窓の役割を果たしています。

 

私が建築だったり、インテリアだったりに興味を持ち始めたころに完成した

建物に改めて触れて新鮮な気持ちになれた時間でした。

仙台支店 営業設計 大津

 

以下せんだいメディアテークHPより抜粋

https://www.smt.jp/info/

建築の特徴

構造システム

構造システム写真

建物全体は、13本の鉄骨独立シャフト(チューブ:主に鋼管トラス構造)と7枚の鉄骨フラットスラブ(ハニカムスラブ:鋼鈑サンドイッチ構造)で構成し、各階異なる平面計画を採用。下部構造(地下1階)に地震エネルギー吸収機構を装備しています。

空調システム

空調システム写真

南側の2重ガラス面(ダブルスキン)と上部の開閉機構で空調コストを軽減。夏期は機構を開放し、内側に上昇気流を起こしてガラス面を冷却。逆に冬季は閉めて、断熱性の高い空気層をつくります。

チューブを通る自然光・設備配管・垂直動線

チューブ内写真

屋上の採光装置が太陽光を反射し、チューブを通して建築内部に取り入れます。またチューブは、ネットワークや空調などの設備配管・配線、エレベーター・階段など垂直動線を通すパイプとして利用しています。

データ

敷地面積
3948.72平方メートル
建築面積
2933.12平方メートル
延床面積
21682.15平方メートル
最高の高さ
36.49メートル
規模
地下2階、地上7階+屋上階
構造
鉄骨造一部鉄筋コンクリート造
着工
1997年12月17日
竣工引渡
2000年8月10日
工事費
約130億円
設計
株式会社伊東豊雄建築設計事務所
 

 


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