▼自分を不自由にしているのは自分2019/08/10 13:00 (C) 親業のココロ|おやコミ研究所
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いいことでも悪いことでも、強い思いは現実になります。
それがいいことにつながれば問題がないけれど、ネガティブに作用することもあります。
例えば「否定命令」という言葉があります。
どういうことかというと「ダメといわれれば言われるほど、やりたくなる」ということ。
「行くな」と言われたら行きたくなるし、
「見るな」と言われたら見たくなる。
同じように「考えるな」と言われたら、そればかりを考えてしまします。
・・・・・・ということは、
あの人のようになりたくないって思うと、あの人のようになる。
「あんな風にはなりたくない」と思えば思うほど、
その人を意識して思い出して観察してしまいます。
その人のイメージをずっと頭の中で描き続けて、
いつの間にかあんなにイヤだったはずの人に近づいてしまいます。
それは困るでしょう。
じゃあ、どうすればいいのでしょうか。
否定しなければいい。
許可すればいい。
つまりこういうことです。
私は、あの人のようになってもいい。
そう思うことが大事なんです。
あなたにとって、いちばん「なりたくない人」「認めたくない人」は誰でしょう。
会社にいる同僚かもしれません。
もしくは「あんなにがんばったのに、褒めてくれない母親」かもしれません。
でも、いちばん認めたくない人は、あなたの中にいるはずです。
だって、それを絶対に認めたくないから、あなたは今までがんばってきたんですから!
そんな小さな自分を、認めてあげましょう。大きな◎をつけてあげましょう。
自分で制限をかけているから、どんどん不自由になるんです。
だったら、それを開放してしまえばいいのです。
私は、弱くてていい。
私は、ダメでいい。
私は、自信がなくていい。
私は、かわいくなくていい。
私は、大事にされなくていい。
私は、嫌われてもいい。
私は、仕事ができなくてもいい。
私は、気がきかなくてもいい。
私は、男(女・親)らしくなくてもいい。
私は、愛されてもいい。
私は、大切にされてもいい。
私は、認められてもいい。
「そうなってもいい」と自分に許可を出してあげてください。
許可が出たときにはじめて「そうなってもいいし、そうならなくてもいい」と、
自分でどちらかを選ぶことができます。
ダメな自分も、いい自分も、どちらの自分も肯定できるようになるのです。