▼続々とレア獅子入荷2019/02/27 09:23 (C) 獅子宿燻亭7
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作者名が浮かなければ落札しなかった地味な獅子頭だった。
写真は彩度を上げて明るく加工している。
高畠町金原新田の原田弥市の作の獅子頭である。江戸期後期にかけての作だろう。
玉竜院の五百羅漢のお堂の獅子頭の記名から判明した獅子彫師で、高畠町をはじめ
白鷹町や川西町でも数多く弥市の獅子頭を発見している。入手した獅子頭には記名
は見つけることは出来なかったが、弥市の作風と見ている。
弥市の獅子頭は額や目の下から耳の下にかけてのラインの造形が独特で困りがちな
目の表現、くすんだ塗りや金箔が特徴的で作風を物語ってくれる。
下顎の前部に筆で描かれた髭の巻き毛が描かれている。
今回タテガミが黒の馬毛を用いているのは初めて見る様式で有る。置賜では特に稀
で、県外からの要請で作られたのだろうか?
弥市の作と思われる獅子頭の中で高畠町小其塚の稲荷神社の獅子頭が酷似していた。
下顎の髭の巻き毛は彫刻されているところが、今回入手の獅子頭とは異なっている。
飯豊の伊藤彦右衛門の作は広島から、弥市の獅子は東京から現れた。どう言う訳か
今年は続々といまもレアな獅子頭が現れている。