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▼米寿のご両親へ、親孝行のお手伝い♪

米寿のご両親へ、親孝行のお手伝い♪/

『ピーコの羽』

 山形市 古瀬和則さん

 

ご両親の米寿記念に冊子をつくりたい…と

山形市の古瀬和則さんからお話をいただいて、

編集・制作のお手伝いをした『ピーコの羽』。

1年がかりで完成しました!

 

『ピーコの羽』は、主人公の「僕」(古瀬さん)と弟、お父さん、お母さん、

そして鳩の「ピーコ」とのユーモラスな絆を綴った物語で、

実話をもとにした自伝的エッセイです。

 

          ●

 

ときは昭和39年、東京オリンピックの年。

「僕」が飼っていた夫婦の鳩が野良猫に襲われ、

奇跡的に助かったのが、生まれたばかりの一羽の鳩。

 

その鳩は「ピーコ」と名づけられて、

家族の一員「三男坊」としてすくすく育ちます。

 

やんちゃなピーコはお父さんのスキをついて脱走したり、

お母さんの頭にかんざしのような◯◯をしたり、

弟を追いかけて兄弟ゲンカしたり、

さまざまな騒動を引き起こして、

泣き笑いのドラマが繰り広げられるのです。

 

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その後、古瀬さんから、うれしいお話をお聞きしました。

 

ご両親には内緒ですすめてきた冊子づくり。

米寿のお祝いの席で、初めて披露して

ご両親や参列された親戚の方たちにお贈りしたそうです。

 

このサプライズに、ご両親は大喜び!

その日以来、お父様はいつも『ピーコの羽』をご自分の手元に置き、

一日何度となく開いては、

「こんなこともあった、あんなこともあった」と

次々とピーコの記憶がよみがえってきて、

お母様と楽しそうに思い出話をされているのだとか。

 

車椅子生活を送るお父様にとって、

この冊子が生活のハリになった…と喜んでいらっしゃいました。

 

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戦中戦後に青春時代を送り、激動の昭和を生き抜き、

ご両親そろって米寿を迎えられたことを、

古瀬さんは「息子にとって何よりの喜び」と話されました。

 

親孝行のお手伝いができたことを、とても幸せに思います♪

 


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