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▼柿渋(仕込み)

柿渋(仕込み)/
お盆少し前に収穫した青柿二種(品種不明の甘柿、豆柿)を仕込みました。

仕込むのは収穫後すぐのほうがいいようですが、その日の夜の作業となりました。

現代農業(2014年8月号)を参考に作業するつもりでいましたが、友達が農家の嫁雑誌(誌名は失念)のやり方ではね〜、と教えてくれたので2通りで作業することにしました。

現代農業のやり方は、青柿を木槌で叩いたり、臼ですり潰し、それを水に浸す、というもの。

甘柿のほうが柔らかく感じたので、叩いくことに。こちらのやり方では洗わずヘタ付きのまま作業するとなっています。

叩くとあちこち飛んで、服だけでなく飛んだ先どこへでもシミを作ってしまいそうだったので、厚めの丈夫な袋に柿を入れて袋の上から叩くことにしました。

叩いたものはバケツに漬物用の袋をかけ入れていきます。

全て叩き終わったらひたひたになるぐらい水を入れ口を閉じます。

柿渋を濃くするため、水を入れないやり方もあるそうですが、すぐにカビさせてしまいそうだったので、水をいれました。

友達から聞いたほうのやり方は、柿を洗ってヘタをとり半分に切るというもの。

豆柿で行いました。どんぐりのような大きさの豆柿。

ヘタの形が時々違うのにハッとするぐらいで、あとは無心で黙々と。

柿渋は金気を嫌わないのかなとも思ったのですか、ミキサーで潰すやり方ももあるので構わないのかもしれません。

切ったあとは先のと同じように袋へ入れひたひたの水。

これは半分に切った柿が水分を吸って柔らかくなったら叩くのがミソのようです。

そのあとは、虫がつかないよう口を閉じる、一日一回はカビがつかないようかき混ぜるというのが共通のやり方。

まだまだ虫もカビもニオイも気にならない仕込み一日目なのでした。
2016/09/06 18:24 (C) やまがたノート
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