▼野分2016/08/30 17:59 (C) やまがたノート
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野分
二百十日頃に吹く大風。
立春から数えて二百十日目。九月一日頃にあたりよく台風が来る。
観測史上初、東北地方太平洋側に上陸した台風は、山形では野分といった風情のものでした。
幼稚園や学校は休校になったり、短縮授業でお昼で早帰りという措置がとられましたが、街中にある我が家では台風を感じることもなくのんびりと一日が過ぎていきました。
夕方には青空もチラリ。
災害に弱いとされていた山形新幹線は運休することなく、やればできる子扱いです。
山形道も関沢〜山形蔵王は通行止めになったものの(R286は通行可能)、笹谷は通行可能(笹谷峠はR286が通行不可)と陸の孤島となることを免れました。
さすがに蔵王ダムの近くに住む友人は街中に避難したとのことですが、友人も拍子抜けするくらい静かなものでした。
今日の新聞に、山形は災害が少ないから大丈夫と過信してはいけないと広告記事がありましたが、やはり災害とは縁遠いような気がしてなりません。
もちろん断層はあるし、用水路、堰もたくさんありますから災害が起こる可能性はないわけないのですが。
ともあれ、このまま土砂災害が起きぬまま日本海へと抜けてくれるといいですね。