▼稽古3日目なかなかの仕上がり2016/05/11 20:04 (C) 獅子宿燻亭5
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なんと六年生男子は0・・・始まって以来の現象である。
その代わり5年生のやる気満々の男子が多数揃った。
女子の6年は1人。
笛の女子も例年に無く少なくて5・6年前と比べると3分の1。
例年の2列になっての笛行進は出来なくなってしまった。
最近の風潮というか・・人々の風向きが揺らいでいるというか、今でとは違って来ているよう
だ。
教務の先生方に助けていただいているが大いに私、指導者の力不足も影響しているのだろう。
調べれば調べる程に魅力に満ちた獅子舞の文化歴史だが、その魅力を子供達にどう伝えるか
ずっと戸惑っている。
稽古3日目終了後にやっと校長先生と懇談する機会があった。
校長は、長女の担任でもお世話になったり教頭時代でも獅子舞いクラブでお世話になってい
る。
歳も一つ上なので近く話しやすい。
校長はトローンボーンの名手でもあるので、今後の話の後にバックに入っている法螺貝をご披
露してみた。
やはり音楽畑の人間だけに見慣れぬ楽器は興味津々。さっそく吹いてみる。
流石だ・・なんと2・3分で高音まで吹き出してしまった。
私の血が滲む様な法螺修行は何だったんだ!!
校長室で法螺貝の合奏は長井小学校の歴史始まって以来の事だろうと可笑しくなった。
ひょっとして黒獅子まつりで校長の法螺貝デビューが見られるかも知れない。
ちなみに長井小学校のレンガ色の校舎は、耐震構造の規制の影響で使用禁止になり、職員室や
校長室は仮のプレハブになってしまっている。
慣れ親しんだ明治が薫る木造校舎は形骸化してしまった。
仮の校長室に、暫く謎の法螺貝が響いていた。