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▼J1 チャンピオンシップ 準決勝 2015

先日はJ1チャンピオンシップ準決勝が行われました。

ファーストステージ王者で年間順位2位の浦和レッズと年間順位3位のガンバ大阪との決戦となり、1−3でガンバ大阪が延長の末、勝利しました。

決勝はサンフレッチェ広島対ガンバ大阪となりました。

 

ん〜、激しい試合だったな。緊張感だったり、集中力だったり、激しいぶつかりあいだったりで、最後はみんな満身創痍だった。交代で入ってきた選手がどれだけ仕事できるか、まさに総力戦となったな。

前半は浦和が優位に進めるも得点できず、後半に入り、先にゴールネットを揺らしたのは大阪。浦和の後方で回していたボールをうまくパスコースを防ぎながら追い込み、奪うと、フリーの今野に送り、GKとの一対一を制した。ここぞっていうところの大阪の動きうまかったね。

浦和もその後、どんどん仕掛けていき、CKをゲットすると、うまくヘッドで合わせるもバーに当たるが、跳ね返りをズラタンが押し込み、ゴール。交代で入ってきたズラタンの高さが活きたシーンだったな。

後半終了間際にはクロスから武藤がどんぴしゃで合わせるもGKの正面で、なんとか弾き、東口が防ぎ、後半終了となった。威力十分だっただけにコースがちょっと甘かったね。

 

延長に入り、後半、まさかの瞬間が訪れる。後方でボールを持った大阪が浦和の前からのプレスをかわすためにGKに送るバックパスが浮き球でゴールのほうに飛んでいく。バックパスのため、手が使えない東口は蹴りだそうとするも届かず、ボールはゴールイン・・・するかと思いきや、ポストに当たり、失点を免れると、前線に送ったボールから良い形でのカウンターとなり、右サイドに展開し、逆サイドにボールを送ると、それをダイレクトでボレーシュートを放ち、それがゴール。ピンチはチャンスという言葉があるけど、まさにそんな感じだった一連の流れだったね。DFが前にいても迷わず、ダイレクトで撃った藤春もさすがだった。そして、終了間際、遠藤からのボールにGKと一対一となったパトリックがゴールし、勝負あり、試合終了となった。

 

壮絶な試合で本当おもしろかった。浦和は最後に負傷もあったりで、交代枠を残しておけばっていう批判もあるけど、それもまた後半に決め切れておけば、逆に大阪はなんで交代枠を残したんだっていう話にもなるし、結果論から見てもいろんなことが考えられるので、本当楽しませてもらった。ただ、こんな良い試合だったのに空席があったのはリーグ戦が終わってからチャンピオンシップまでの時間がなく、販売期間が限られていたからというのは反省点だろう。そして、もうひとつ、ツイッターでガンバ大阪の選手へ人種差別発言があったのもまた残念。単なる負け惜しみみたいなもんだろうけど、誰も喜ばない発言などせず、相手をリスペクトするそんな発言をしてほしいね。

 

次は年間王者のサンフレッチェ広島とガンバ大阪の決勝戦となるけど、これもまたおもしろい試合になりそうだな。楽しみだね。

 


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