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▼こころの復興 スイス音楽祭 エピソード その1

震災瓦礫から再生したアルプホルン



鹿狼アルプホルン倶楽部では、震災がれきの流木の杉丸太を使って3本のアルプホルンを作り、各地で犠牲者への鎮魂曲を奏で、復興への希望を届ける活動を続けてこられました。

自らも津波で被災し仮設住宅での生活を経験した前会長の仁科静夫さんが震災の教訓を後世に伝えるために発案されたものです。
津波で家も流され自分のアルプホルンも無くしたメンバーたちが、再びホルンを作って演奏活動する様子はマスコミでも取り上げられ話題になりました。
福島新報2013/07/25

音楽祭会場の入口ロビーに展示されたこのホルンをこっそり試奏してみた。
黒いシミがベルの木目に残っていて意味ありげです。
それがとても丁寧に仕上げられていて、軽やかな、明るい音色がしました。

そういえば2013年の夏、天元台高原のアルプ天元台での記念イベントにお呼びしたときも、その2本を持参していただいていた。
 




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