▼春の待つ久保桜2006/03/16 10:57 (C) My山形「地域の宝」発信
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今冬は38年豪雪以来の大雪に見舞われたが、国の天然記念物に指定されてる長井市伊佐沢の久保桜はとても元気だ。老木ゆえに大雪の影響が懸念されたが、目だった枝折れもなく、静かに開花の時期を待っている。
久保桜は別名「お玉さくら」とも地元では呼ばれ、推定樹齢約1200年と言われているが、昔から色々な言い伝えがあるのも有名な話である。
征夷大将軍である坂上田村麻呂と地元の娘お玉との悲恋物語や、戦国時代当地に住む伊達家の家臣桑島将監が、妻お玉と子を亡くし、その供養のため植えられたのがこの桜である等、が言い伝えられている。150年程前が全盛と言われ、広がった枝が四方合わせて四反歩(約4,000平方メートル)程にもなり、「四反桜」の名で親しまれていたとのこと。
行政と地元の人たちの愛情たっぷりの保護を受けながら、今年もたくさんの観光客を魅了してくれるだろう。開花予定は、4月19日頃で満開は25日あたりになると予想されてる。是非、「きてごやい」。
尚、久保桜については、「久保桜」で検索していただくと詳細がわかります。
◎撮影 3月15日