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▼「回帰」現象

今季、パ・リーグでは、「復刻版」ユニホームでの試合が予定されております。

私も、「阪急」「南海」「西鉄」などの懐かしいユニホームを見たいと考えております。

日本人は、懐古的なものが好きな国民性でして、「三丁目の夕日」や「大正ロマン」などがトレンドになったりするわけです。

で、お隣り「ロシア」にもそのような風潮があるらしく、今年の特別な日限定で「スターリング・ラード」の都市名が復活するそうです。

旧ソ連では、人名を「都市名」に使う例が多々ありました。

「スターリング・ラード」は独ソ戦の「勝敗」を決定付けた地で、「スターリン」から名付けました。

また、「帝政ロシア」の首都であったサンクトペテルブルグは、「レニング・ラード」と改称されました。
「レーニン」からの命名ですね。

しかし、「ゴルビー」の「ペレストロイカ」「グラスノスチ」を経て「民主化」が進み、両都市名は消え現在に至っているのでした。

「資本主義」の弊害は、すでに述べましたが、「ロシア」でも同じ状況のようです。

それどころか、「教育」「医療」が無料だったものが有料になり、「格差」が目に見えて来たとき、「旧ソ連」を知っている大多数の「負け組」は共産党復活を望んでいる現状。

何か新しい「第三文明」というべき「思想」が欲しいですね。

「平和」「文化」「教育」が主たる「新しいイデオロギー」が・・・。
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