▼キンモクセイの花と香り。2012/10/02 07:00 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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未明からの弱い雨が止まず、
雨合羽を着ての犬っ子達との朝散歩となった。
10月だというのに、衣替え時期だというのに、
相変わらず気温は高く、いくら透湿性に優れる
ゴアテックス製の雨合羽であっても、苦痛である。
コオロギの鳴き声をききつつ、
稲刈り後の伽藍とした田んぼの脇を通り、
耕作放棄された畑の隅の未だ鮮やかなアサガオを一瞥し、
ご近所の仲良しワン達と戯れて、帰宅。
ふと、キンモクセイの香りに気付く。
ウチの庭のキンモクセイが咲いて、香りを放っていたのだ。
・・・・・・・
以前にも書いたが、キンモクセイの香りは・・・
実は、苦手なのである。 ゴメンナサイ;なのである。
一昔前に一世風靡したトイレの消臭・芳香剤に、
この「キンモクセイの香り」というのがあり、
日本の香り生産技術の高さから、ホンモノとほぼ区別がつかない。
いや、恥かしいハナシ・・・キンモクセイの香りを知った順序は、
この芳香剤の香りの方が先で、後からホンモノを知った。
拠って、「キンモクセイの香り」を嗅ぐと、かつて一世風靡した
彼の消臭・芳香剤とそれらが置いてある情景(←ハッキリ言えばトイレ)が
どうしてもフラッシュバックしてしまうのだ。
ちなみに、嗅覚情報は記憶の深くまで働くらしい。。。
しかしながら、以上はあくまでも私個人のトラウマであり、
庭のキンモクセイには何の罪もない。
これからもホンモノの秋の良い香りを放って欲しいものだ。