▼月刊zero23 8月号2012/08/26 11:29 (C) Planning Kaori 浅倉かおり
▼ふむふむなるほど、興味深いです。
妄想話・・手に取って hair with さんで読みました。 イメージ話っていうけど、登場人物の背景の構成が素晴らしいと思いました。 こちらのほうでも、小説のジャンルなのかどうか・・・才能があるというか、出てきたというか・・・ 著書として残していったらいいのでは、と その思いがまた重なりましたよ〜〜! 2012/08/26 15:37:たけ
▼>妄想酒場たけさん
お読みいただけたんですね。 うれしいです。 勝手な妄想話、楽しいお仕事でした ^^ 2012/08/26 17:50:kaori
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
月刊zero23只今8月号発売中、
とういうか、まもなく9月号もでます(苦笑)
8月号の特集で紹介しているお店は、
スタッフ&ライターたちによる妄想コピーで綴られております。
私の妄想担当は駅前周辺の「半兵エ」さんと
「ルイジアナハリケーン」さん。
お店のご了解を得て、
勝手なイメージ話を書かせていただきました。
ありがとうございます。
浅倉かおりのオシゴト日記も連載中。
こちらは前号の書き下ろしです。
___________________
それぞれの良さを知る体験でした。
4月にNYへ行って来た。
クレストンで瞑想会を開催するきっかけになった
ワークショップに参加してきたのだけれど、
出発する少し前にたまたま観たのが
『第4の革命エネルギーデモクラシー』だった。
ドイツの監督が製作したドキュメンタリー映画で、
石油、天然ガス、石炭、原子力から、
風力、水力、太陽光へシフトする方法や実例を紹介している。
メインで出演しているのが政治家のヘルマン・シェーア氏。
ドイツの「電力買い取り法」と太陽光発電導入の起爆剤となった
「再生可能エネルギー法」という法律を制定させた人物だ。
映画の冒頭は多量に使われる電力の象徴として、
ロサンゼルスの夜景や日常が映し出される。
1つの都市だけでもどれほどの電気を消費するのか。
この映像を観てしまったことで、
私はNYへ到着したら途方にくれるのだろうなと思い、
実際そうなった。
5〜6年前香港へ行ったとき、
ここもまた京都議定書にサインしていない国だけに
節電という言葉はなく、
キンキンの冷房に憤りを感じたことを思いだす。
環境問題という視点からアメリカをみれば改善点は山ほどある。
けれど1日経った頃から気持ちが思わぬ方向へ変化した。
たしかに節電の意識は少ないしゴミの分別もしない国だけれど、
例えばホテルの備品(ハイクラスは別として)を見ると、
あるのはシャンプー&ボディソープくらいで、
ハブラシもシャワーキャップもパジャマもスリッパもない。
商品の包装も比較的簡素で、
日本ほどいたれりつくせりな感じがない。
ジャンクフードもいっぱいだが、
マクロビオティックやオーガニック、
ビーガンといった自然志向の食も随所にある。
一方日本は丁寧なサービスの代償にさまざまなロスがあり、
食の認識もそこそこといったところ。
しかも原発は再稼働の方向だし。
国同士を比較することはどんぐりの背並べみたいなもので、
あまり意味のないことなのだった。
そうした考えに至ったのは、
NYという土地が発しているエネルギーに寛容性を感じたから。
山形も個性的な人は多いが、
アメリカともなると人種までもが多様で、
膨大な量の価値観がてんこ盛り。
どんな暮らし方をしたいのか、
ちょっとしたレストランに入っても、
個々のアイデンティティを尊重するオーダーのシステムが
当たり前に成立していて興味深かった。
スペース足りなくなっちゃったので
詳細はまたの機会に書きたいと思いマス。