ヤマガタンver9 > 不穏な春

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▼不穏な春

不穏な春/
昨日の話し。
山の話しではないのだが・・・。


朝には日差しが暖かく、穏やかなスタートであった訳なのだが。
空というより、水平方向の遠い景色がぼんやりと曇っている。

数日前の雨の後の、自動車の泥汚れ。
フロントガラスは濁り、黒い車などは見る影もない。

地面の泥が跳ねた訳ではない。
空から降ってきた雨粒に、泥が混ざっていたのだ。

これが黄砂なのかどうなのか、俺はニュースなどで確認していないのだが、
まあ、普通に考えれば黄砂であろう。

ついでに言えば、2日程前から、目が痒く、鼻を刺激する。
花粉なのか・・・・

本日になっては、目玉を取り出して、綺麗な水ですすぎたい位の痒みと不快感。
おまけに鼻水が止まらない。流れる。ティッシュを摘む間に流れ落ちる。
花粉なのか・・・・
或いは、中華人民の共和国での工業汚染付の、共和国内陸で飛び立つ砂塵により目及び鼻の穴に作用するものなのかはっきりしない。

いつもの年のように、黄色い花粉が杉の林から飛散するのは目にしていないのだが、それにしてもクシャミや鼻水は凄まじい。
朝ごはんの半分も口から勢いよく空中や、家族の顔に飛ばして仕舞うほどなのである。

恐ろしき、不穏な春の風物である。


春の風物と言えば、季節がら脳みそが春めき、行動に異常が見られたりする方がいないわけではないし、時々近所にもそのような方がおられて、普段は寡黙なのにこの節には異常なほどに陽気になれれたりするものだ。

我が国の、元首相のハトポッポもそういう塩梅のお方なのか。

この国は大変良い国で、法に反しない限り、法に定めない事や抵触しない事、世間の常識から外れようが、他人の迷惑になろうが、他人を出し抜こうが、兎に角法に触れなければ咎められない国である。

なので、国民の誰が見ても、頭に「おバカ」と冠がつくハトポッポ殿が、元首相と言う重い責を載せてフラリフラリと外遊されて、おかしな塩梅になろうとも、その責任を追及できないのである。

ついでに言えば、本当にいい国である日本では、
あの東電に代表される、どう見ても悪にしか見えないような原発関係企業から、原子力安全関連の官庁や研究機関にマイナイ(賂)が渡っていようとも、それは犯罪でも何でもないらしい。
それは、法にイケないと書いてないからである。

どこぞの電力では、本日の新聞に69人天下り・・・・だとさ。
東海村の原燃では再就職先の企業に311のあと71億円発注と・・・・。

仕事をしない・・・いや、出来ない市町村議会議員だって、自分の内職仕事を全うしながら、月給を貰っている。


まあね、法に触れないからって、何でもいい訳じゃないよ。
法に書いてなくとも、常識的にそれはいかん、と、認識している訳で、そんな国だから良い国なんだわね。

政治屋とか、大企業人とか、そこいら辺から日本の道徳は崩壊し、常識は覆され、何から何まで細々とした法律でも作らなければ何もできなくなってしまう訳なのであろう。

歯磨きは上の前歯から順に左へ、右へ・・・・これに反したものは3万円の科料または3か月の懲役を科す・・・・・

何処かのお国の繰り返しな訳だ。
アウシュビッツ・600万人の虐殺
そんな歴史を繰り返す訳にはいかんだろう。

市民がどう行動するのか、それが求められている時代だと思う。

日本では、40年後に人口は8千万人まで減少する試算である。
電気も、道路も必要でなくなるだろう。
経済成長を数字だけで追う事に限界があるのにそれを考えないなんて、おバカの自己都合主義でしかないのである。

さて、それを考えずに、目先の利益ばかり考え、その付けを未来に押し付けようなどとは、俺には考えにくい発想である。
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