▼子曰わく歳寒くして然る後に松柏の彫むに後るるを知るなり2011/08/07 22:40 (C) 南陽市赤湯〜結城豊太郎記念館〜館長日記
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安岡定子先生を囲む会の最後に、「今年3月11日の東日本大震災が起こったときに、論語の中のどれを思い浮かべましたか」という質問に、「子曰わく歳寒くして然る後に松柏の彫むに後るるを知るなり」をお話なされた。
「寒さが甚だ厳しくなっても、松や柏が他の木のようにしぼまないのがわかる」※人も苦しみにぶつかって、初めて真価がわかるものだ」と解説され、全員で素読を行い閉会した。
会場には安岡正篤氏の掛軸が三幅飾られ、結城先生揮毫の大きな旅館名を揮毫した額が置かれ、安岡先生をおもてなしする心配りが会場いっぱいにあり、楽しい一時を持つことができた。