▼☆卒業証書☆2011/07/23 23:49 (C) 日々の想い
▼ありがとうございます(*^_^*)色々とあたたかいお言葉に感謝です。
娘たちに負けないよう、私たち親も 前をむいて頑張らなくちゃ! 2011/07/25 13:39:nakamurake
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もちろん、浪江町は、立ち入り禁止区域内ですので、浪江町役場が置かれている二本松市で行われました。
この日が来るのを励みに、慣れない生活の中、二女は頑張ってきました。
今朝も、朝が弱い娘なのに、心がはやるのか、起こす前に起きてきました。
会場に着き、見たことのある顔ぶれが集まってくると、すごく懐かしい気持ちがあふれてきました。まだ、4か月しか経っていないのに、もう何年も会えなかったように思えて、お友達に何から話せば良いのか…あまりにも、離れていた間にたくさんの事がありすぎて。。。
浪江小学校の生徒さん達は、北海道から沖縄県まで、各都道府県に避難しているとの事でした。
式が始まり、卒業証書を手渡していた最中に、みんな携帯電話はマナーモードにしているはずなのに、『キュキュキュッ』と色々な方向から聞こえ始めました。嫌な記憶がよみがえります。携帯電話の地震速報のアラームです。
どうして、こんな大切な時に限って…
まわりの父兄の方々や、生徒さん達がざわめいて、かたまりはじめます。
…どうか、大きな地震じゃありませんように…
祈る事しか出来ません。それでも、かなりの揺れでした。
揺れがおさまり、何とか無事に一通りが終了しました。
子供達の合唱に涙。。先生方のお言葉に涙。。色々な気持ちが巡り巡って 涙、涙の一日でした。
みんな、同じ思いを抱えて避難しているので、言葉を発しなくても 分かり合えるひとときでした。
PTA会長さんのお言葉…
「夢をみる為に夜が来て、夢を叶える為に朝が来る」
とても、心に残りました。
ほんの数時間でしたが、私達家族が、前を向いて、一歩踏み出す勇気をいただいた、貴重な数時間となりました。
別れ惜しい気持ちを抱え、みんな また、それぞれの避難先へと戻っていきました。この中途半端な避難生活が、いつまで続くのか…帰りの車の中では、言いようのない不安と、ひとつの区切りがついた安堵感と…
まだまだ、本当の意味で落ち着く事が出来ないと感じました。