▼秘密のケンミンSHOW山形後編とコットンボール2011/06/09 18:04 (C) 株式会社丸俊|寺島俊一郎プロフィールサイト
▼山形への思いこちらこそご覧いただきありがとうございます。
思いだけで書いたものですが、やっぱりこころざしを持つこと、将来を夢見ること、それにむかって進むこと、大切ですよね。 アサヒビールスパードライ生みの親の中條高徳先生も全く同じことをおっしゃっていました。 思いとそれを実行することと、会社としては方向性(ベクトルあわせ)をすることですね!歴史もしっかり学びなさいとおっしゃっていました。 2011/06/10 16:52:寺島俊一郎:URL
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昨日に続き出張中です。岐阜羽島を出発し、京都経由で奈良まで。近鉄線への乗り換えでせんとくんの人形を見かけました。
さて、今夜の秘密のケンミンshowの、辞令は突然に後編は先週と同じく我が山形県。
私がいつもお世話になっている、山形の有名企業の工場長が出るということで楽しみにしているのですが、新幹線移動中のためリアルでみることはできません!
帰ってから録画で見ることにします。
ケンミンショーを見逃してまで奈良にいったのは、某靴下メーカーにおうかがいしていたからです。
カンブリア宮殿という番組にも登場した、タビオという靴下専門会社の研究施設があるところまでいってきました。
その会社を中心に、【東北を元気にしよう】というプロジェクトを知り、ほぼ飛び込みでアポイントをとりお話をきいてまいりました。
国産の靴下を復興し、世界へ展開するタビオさんが『種から作る靴下作り』を提唱し国内で綿花を栽培しています。
そして、この大震災を期に塩害に強く塩分を吸収するという綿花を津波被害にあった田んぼに植えて復興支援をする姿勢に感動し、ぜひ微力ではあるけどお手伝いできることはないかと思ったところです。
同じ東北に住むものとして、繊維業界に携わるものとして、農業県でもある山形県を活かして取り組みができないかとも考えています。
プロジェクトの内容や素晴らしい考え方などをお聞きし、グッと気持ちがもりあがってまいりました。
我々の会社のミッションである
『衣料品を通して地域社会に幸せを提供し続ける会社』として一歩一歩歩んでいきたいと思います。
真っ白なコットンボールとその先にある山形の、東北の衣料品再興をめざして。10年後には食の山形に衣の山形が加わっているかも。
話は夢、妄想の世界に入ってしまいましたが、上杉藩の老中直江兼続が減石になった上杉藩を建て直すために、青そや綿を植え、米織の基礎を築いたこと。そして、後の上杉藩財政危機の際上杉鷹山が絹織物を推奨し、米織をさらに価値の高いものにしたことから、山形にはルーツとして繊維文化があることを改めて知り熱い思いを更にいだくようになりました。
上杉鷹山のおかげで倹約の文化が根付いている山形、辛抱強いおしんのふるさとるさと山形は必ずや世界に羽ばたく日がくるはずです。