ヤマガタンver9 > 私の有機農業を考える

Powered by samidare

▼私の有機農業を考える

私の有機農業を考える/
結構面倒くさいのである。
家族構成はどうか、氏名生年月日を知らせよ。
当販売組織に出荷するに当たり、自家保有の化学肥料や農薬を全て知らせよ。
当販売組織に販売する以外の、自家用農産物を含め全て知らせよ。

などなど、いろいろな記入を求められる用紙が有ったりする。


拒否!!である。


俺は、はっきり言うが、俺の農産物を喰う人間などどうでもいいのである。
オラの想いははっきりしていて、それを一言で言えば、大地に優しい生き方なのだろうと思う。
俺がそう思うから行う所業である。

その農産物が高く売れるとか、有利に販売できるとか、そんな事は関係ない。


そして、俺を知る人が、俺の想いと人となり、その他に於いて、妥協できる範囲で俺の作物に代償を支払い、お口に修めて頂ければそれでよい。
共にここに、この時代を共有しているという想いにおいて、私と共にあって頂ければ、わたしは幸せなのである。

旨いか、まずいか・・・旨いはずだ。そう思って、信じてこの所業にあたっている。


喰うために旨いのではなく、作物にもその作品にも、農業のプロとしての作にこだわれば、旨くなるんじゃないのかな。
その辺のところは、旨いだけの化学肥料や農薬を使うシビアな農業と比較したことがないから、思いだけで旨くなるなんていう盲目でもないはずである。


真摯に、馬鹿正直に、実直に、作物に向き合っている。


俺には、これ以外ない。
嘘を書いて、後に記入漏れ・・・とか。


そんな、政府じみた手段は、俺に必要ない。
嘘ならば、腹を切るのみである。

男子、嘘偽りに活路を求めんのである。
俺は、嘘偽りに、俺の生き方の術を持たんのである。


いや、ちっと位は嘘もあるかも(女性絡み???嘘???(笑))・・・・だが、その職、生業に嘘はない。



俺の米。
俺のブドウ。


こんな俺は、なかなか貧乏から抜け出せない。
嘘ぱちや、虚飾によらない、断じてよらないから、馬鹿ほどに正直をすると(自己を貫くと)嘘をつくよりく苦しい生活を家族に強いるみたいになってしまう・・。



いや、それを出来るオイラは、日本で誰よりも幸せなのかもしれないな。



だって、自由だもん。



どうあっても、どういう結果があっても、自由である。

自由だもんね。



俺の出荷組織であるところのY君には、俺のわがままで迷惑をかけているんだろうけれど、ゴメンね。

俺は、俺を曲げられない。

誰一人、俺の米やブドウを喰わずとも、俺の農業は、川や、山や、虫や、水や何やらかんやらと対等にあると思うから。
誰も、喰わずとも、この生き方は変えられない。
これは、農業でなく、生産販売でなく、生き方なのであるから。


(※昨日写真貼りちがえたので、6月7日朝、張替訂正しました)
田んぼの除草用鴨がやってきた。
準備できていないのが現状。

もう、陽が昇る頃から、暗くなるまで、昼休み1時間で、何時間仕事しているのだろうか?
毎年の事だが、歳を追う事に厳しくなる。

ちょっと弱気になりそうだ。




キツネ予防の電柵のほかに、今年は猛禽及びカラスよけのネットを張った。
仕事が一つ増えた訳であるが・・・・・。
それでいいのだろうか。

経済と言えば、元手に手間がかかる事を行い、販売単価が同じというのであれば、それを、朔行というのであろうが。


優しい事・・・命をなんぼかでも無駄にしたくない想いであれば・・・・
こうなるのである。


しんどいなぁ〜





▼鴨ギュウギュウ

実家近くのSさん宅でも鴨が来た

電柵とネットで囲われた田んぼ

それに伴って、猫飼いの家々にこんな注意があったらしい

「今年から鴨の為の電柵使うから、猫飼ってる家は気を付けろ。先に知らせておいたんだから、万が一外に出してて、家の田んぼで何かあっても責任はもてん。」的な…

5匹の猫飼いの我が実家
小さな時から完全室内飼いならいざ知らず

屋敷の周りや敷地の田畑で狩りを覚え
鼠やモグラ、果ては雀や蛇まで狩ってノビノビと生きてる猫達を
いまさら室内に閉じ込める訳にもいかず…
リードで繋ぐ訳にもいかず…
どうしたものかと思案中

彼等の行動範囲や縄張りが
Sさんの田んぼに及ばない事を願うばかり

2011/06/06 23:11:麦チョコ

▼麦チョコさま

まあ、ネコが電柵にかかっても、ビックリするだけで害はないですけど、言い方が優しくないね。
そして、ネコは基本的に水を嫌うから、ビチャビチャ鴨は、ネコにそうそう気を使う事はないのです(少しは使うけど)。
家の近所のC会議員などは、自分の飼い猫がオイラの烏骨鶏を咥えて歩いてるの見て、ニヤニヤ笑うだけだったが、逆だったら激怒していたんだろうな。俺の犬が、たまたま近所の烏骨鶏喰っちゃった時は、烏骨鶏2匹買って(万を超える金額)弁償してきたのだが、そういった心遣いが無いらしい。

基本鴨は消耗品?です。
鷹類やカラス、イタチなどに狙われる。
キツネにやられたら、一晩でほぼ全滅ですな。

だから、自分の管理責任で電気を張るのですよ。

ネコに管理責任を押し付けるのは、鴨飼いとして、気持ちも分からないではないが、野良ネコいっぱいいるしね。

というわけで、今日も大汗かいて、鴨を放す準備に追われるのだけど・・・・準備しきれない(・_・;)
2011/06/07 18:57:kuma仙人

▼うむ

心意気は味にでるんでござるな。
たかが一杯の雑炊で、生涯の信頼を得るのであるよ。
(実話のつもり/実際は土鍋一杯だけど・笑)
2011/06/07 19:46:タッシー:URL

▼タッシー兄貴へ

味に出てましたか!?

その一杯に、生涯の友を得るのであれば、
わたしはどれ程幸せであろうか。

あの土鍋には、飾りも嘘も虚飾も虚言も背伸びも、そして何もないのですなぁ。

ただ、二日酔いの友に供する我が家の想いでしかない。


そんな気持ちに、大げさながら、マジに涙が頬を流れちゃう。

良かったぁ。こんな生き方してきて。
こんな米作ってきて。

そう思うよ。

姉さまならどんな表現なされるのだろうか。
すげ〜気になるんだが・・・・、俺には「まさお」という緩衝の愛おしい人がおらんでなぁ。

ありがとう。タッシー


元気が出るよ。
2011/06/07 20:53:kuma仙人
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
ページTOPへ戻る