▼結実。2010/10/19 09:48 (C) やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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毎朝恒例の犬っ子達との散歩である。
コース脇で栽培されているウドの実(種)が黒く実りはじめ、
その白と黒のボンボコが、和紋様のモチーフになりそうな感じで
思いのほか綺麗だ。
「もしもピアノが弾けたなら♪」という歌があったが、
もしも日本画が描けたなら・・・書いてみたい気がする。
こういうのをモチベーションというのだろう。
でも、ま、私はとりあえず<Photo−Shooting>という事で。。。
話はいきなり逸れるが、
モチーフ、モチベーション、ムーヴ、ムーヴメント・・・と、
それぞれに段階というか次元が違う・・・というか、
或るモノゴトと、それを捉える人の心の状態、
そして、それらを契機としての個人的〜社会的な動きという
一連の状態と動きの事を指すのだろうが、
サウンド的にはすべて<M>と<FもしくはV>が、とても順序良く並んでいる。
おそらく、語源的な共通性があるものなんだろうと、私は思っている。
推論的にかなり無理があるという人もいるが、
例えば、「ダッタン」と「タタール」と「タルタル」と「タタキ」は
語源的に共通性があるのではないかとも思っている。
第一、「タルタルステーキ」と「カツオのタタキ」は、肉と魚の違いこそあれ、
形状的にも、喰い方的にも、あまりにも似過ぎている。
話はもっと逸れる。
「ヒナ祭り」とか「ヒナ人形」というものがあるが、
この文化は京都から伝播した・・・事が通説である。
しかし、「女ご衆の祭り」である事や、ご神体(ヒナ人形)の基本形態が
「棒に布が巻かれてる」事から、あまりにも東北の「オシラサマ」に似ている。
それに、「オヒナサマ」と「オシラサマ」では、訛ってたらほとんど区別がつかん。
加えて言うなら、
雅(ミヤビ)の京の人たちが、自分たちの祭りをあえて「雛(鄙・ヒナ)祭り」と呼ぶだろうか?
そんな粋(イキ)な美学は、江戸以降の話である。
ヒナ祭り・ヒナ人形は、おそらくは、
交易継続の副産物である相互理解の中で生まれた京文化であり、
そのルーツはもしかすると「オシラサマ」ではなかろうか?
仮にそうであれば、「やまがた紹介」のひとつの「雛人形」とか「雛の道」の有り様が、
もしかすると、ホントは、とても大きな「片手落ち」をしているのかも知れない。
以上は、すべて私個人の妄想である。
・・・・・・・・・・・
犬っ子達との朝散歩。
コース脇の「ナツメ」の実も、色付き・乾き始め、
いかにも×決定的に・・・「ナツメ」って感じに、結実していた。