▼3月6日(土) 啓蟄(けいちつ)2010/03/06 16:13 (C) 向井の”つれづれなるままに”
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今日はその啓蟄の日だそうで、
大地が温まるにつれ地中で冬眠をしていた虫たちが戸をひらき、
穴から出てくるころという意味だそうです。
先日サンケイ新聞紙上で石原都知事が大寒、立春とか啓蟄などの二十四節気について書いていた。
日本の現実にこの二十四節気があっていない。
もともとこれは中国の黄河の近くに首都があった頃につくられたもので、
日本の中心部とは軽度も大きく違ってめぐる季節の月日もかなり違うし、気温の統計から見ても同じ月と日の温度差はかなり違う。
それに加えて明治政府が極めて乱暴に西洋文明をまねして旧暦を突然廃止して新暦に切り替えてしまったのもそれに拍車をかけることとなったようです。
今年も3月3日は桃の節句ですが、桃の花などさっぱり咲いてはいません。
これが旧暦だと合わなくはないのです。
7月7日の七夕などは、牽牛と織姫が一年に一度出会うことになってますが、
新暦の7月7日だとまだまだ梅雨の真っ最中で、
夜空に星を仰いでというような雰囲気もありません。
七夕祭りに浴衣でといっても寒くてそれどころでもないのですが、
それが旧暦だとちょうどよいぐらいの天候になります。
こういうふうにいつも天気予報で大寒ですからどうのこうのとか、
立春ですからこうですねとか言いますが、
ほとんど季節感にとぼしいと皆気づいてはいるのに何もそれについて言う人がいません。
四季の変化にとんだこの日本に住んでいる日本人には独特の感性があるわけですが、
それもこのような季節ごとに変化を楽しみ身近に感じるというところによる部分が大きいのではないかと思います。
提言ですが、自民党政治では何かを変えるというのは大変でしたが、
せっかく政権交代して変化に対して前向きになっている現政権ですから、
ぜひ、二十四節気については旧暦で表示するとしたらどうでしょう。
これをやるぐらいだったら予算が、財源がという話でもないでしょうから、
すぐにでも出来ると思うのですが、
どんなもんでしょうね鳩山さん。
小沢さんに聞かないと無理かな(^_^;)