▼10月9日(金) 君子豹変2009/10/09 21:18 (C) 向井の”つれづれなるままに”
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
▼10月9日(金) 君子豹変2009/10/09 21:18 (C) 向井の”つれづれなるままに”
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
拍子抜けするほどの影響でした山形は。
くるぞくるぞと大騒ぎしたわりには、安心安全の地であるという実感を感じ、
やはり災害には強い土地だなという実感をますます得ました。
確かに山形だけを見れば、安心安全な地でありますが、
山形は日本の一部でありますから日本そのものが安心安全でなければなんも意味が無いのです。
そんな意味で、政府には外交をきちんとしてもらいたいということです。
昨日は、鳩山首相が沖縄基地の問題でマニュフェストで基地の移転に対して状況が変わると公約とは違った現実的な選択を考えなければならないというような発言をして物議をかもしましたが、
私は民主党も政権をとって現実的な選択を出来るのであればそれは政権をになう責任を感じてのことだからけして悪いことではないと思うのです。
確かに選挙の時に言ったことを軽々しく変換するということは、
公約を信じて投票したのに嘘つきと呼ばれてもしょうがありませんが、
国際政治は権力をめぐるかれつな闘争であると同時に、
正当性やイメージをめぐるしたたかな闘争でもありわけです。
野党時代に政権を批判するだけで済んだ立場から、
外交をめぐる情報にアクセスできる立場になれば自ずから判断の基準が変わるのも当然だと思います。
その情報を冷静に収集、分析して外交政策を構築しなければなりません。
だとすると野党時代の少ない情報で考えたことと、
政権を担ってから様々な情報を得てから慎重に考えを検討し、
的確な判断を下すことが要求されるのは当然のことなのです。
だからある意味マニュフェストにしばられない発想がないと外交の分野ではとくに硬直した外交政策しか選択できなくなります。
単純な発想での外交判断は国を危うくします。
まず何よりも日米関係の重要性を再確認して、きちんとした対応をしてもらいたいと思います。
インド洋の海上自衛隊の給油活動についても、冷静かつ総合的に判断することが重要だと思います。
給油活動を延長しない限り、アメリカは日本に対して
陸上自衛隊か航空自衛隊を派遣して欲しいと要求してくる可能性があります。
そうなればインド洋でやっている給油活動などと比べ物にならないほど、危険です。
じゃあ、自衛隊を派遣して欲しいということを拒否すれば当然金を出せという要求がくるのは見え見えです。
いったいどれくらいの財政支援が必要になってくるのかと思います。
こう考えると、インド洋での給油活動は日本にとって安上がりで安全な国際協力の道なのです。
しかも、自民党が延長すればアメリカは当然だろうという反応しかないでしょうけど、
民主党政権が延長を決めれば英断として高く評価され感謝されるはずです。
ただ政権交代だからと何でもかんでも自民党との相違を強調することではなく、
国の利害を考えて日本の立場をきちんと守るような判断をすれば、
今度の政権の信頼感が国際的にも認知されることだと思うのです。
「君子豹変」という言葉がありますが、
国家、国民のためにであれば当然のことだと私は思います。
自信をもって君子豹変をしていただきたいと思います。
勿論、国家・国民のためになるという前提ですが。