▼8月10日(月) 400時間の証言2009/08/10 14:08 (C) 向井の”つれづれなるままに”
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旧海軍のエリート達で生き残った人たちがある程度の時間を経て、
なぜ日本がアメリカとの戦争に突入したのかということを、
当事者の各人が自分の立場からそれぞれホンネで話をしていましたが、
長年そのテープが表に出なかったのは、
内容を公表しないことでホンネで話をしたかったからだそうでした。
その貴重なテープを番組で公表しました。
様々な話が出ていましたが、
興味深かったのは海軍の中での一握りのエリート集団の軍令部が、
自分達の部門の予算をぶんどるために危機をあおり、
すんでの所で戦争を回避するというシナリオだったそうです。
それがそのまま暴走して戦争に突入したと分析してました。
あくまでも自分達の海軍という立場でしか考えてなくて、
国家としてアメリカと開戦することでどうなるのかというような分析などは、
適当というかありえないような作文でした。
よくこんなんで戦争に突入したのかとあ然とするような内容でしたね。
なんかこれって今も同じような気がしました。
”海軍あって国家なし”というタイトルでしたが、
”省あって国なし”と言われる官僚システムが温存されている現在の日本も同じです。
官僚は各省庁のことしか考えてない、それが国家にとってマイナスだとしても、
自分達の省庁さえ良ければいいという。
それを変えようと縦割り行政を変えるために公務員改革を安倍元首相が行なったが、
福田内閣で官僚の抵抗にあって骨抜きになってしまった。
昔からぜんぜん変わらんのです。
だからこそ政権を変えようというのも理解は出来ますが、
変えてはならないようなことまで無茶苦茶にしてしまうような気がして、
どうも民主党の”政権交代”には不安がつきまとうのですよね〜
でも、あれだけの大戦争が一部のエリート集団の暴走で始まったという歴史の検証はしっかりやってもらいたいものですねぇ。