▼床下の土間に蓄熱・・・2008/10/25 00:07 (C) すべてはおいしい空気を吸うために 〜大工手塚建築〜 ・・!
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雪国であるこの辺では冬に雪を片付ける方法のひとつとして、地下水を利用
して雪をとかすやり方があります。なぜ解けるのかは皆さんご存知でしょうが、改めて説明すると、地下の気温が一定(15度ぐらいといわれている)なので30度を越す夏は冷たい水としてマイナス気温の冬は暖かい水として重宝されます
でも温度が一定なのは、水ではなく地面の下の土のおかげのようです。(蛇足ですが地下5Mぐらいまでは地球の中のマグマの温度ではなく、上から照らされた太陽熱の蓄熱された温度だそうです)年間を通して一定の温度を保つ土に、直に接しているべた基礎の土間コンクリートは、地中の土同様一定の温度に保たれるそうです。(実験したわけではありませんが、理論上納得できるのではないでしょか?)よって、基礎を外断熱して夏の太陽、冬の冷気という外気温に直接影響されない状態にすれば、地面の一定の温度の恩恵にあずかれるという話になります。
前回に書いたように夏は床下換気口を開放することで、床下の冷気を利用でき、冬は暖かさを利用することで建物を夏涼しく、冬暖かくできると考えています
*この原理は群馬の司コーポレーションのエアスルーの考え方を基にしています
画像は床下換気口の風樹です これにも床下の冷気を利用する工夫がされています
大工手塚建築