▼「転職で年収アップ」を考える〜山形での転職事情〜2018/11/28 15:54 (C) 株式会社ジンジャーズ 佐藤 大輔のブログ
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
▼「転職で年収アップ」を考える〜山形での転職事情〜2018/11/28 15:54 (C) 株式会社ジンジャーズ 佐藤 大輔のブログ
|
▼100advertising▼ranking
|
(C) Stepup Communications Co.,LTD. All Rights Reserved Powered by samidare. System:enterpriz [network media]
|
転職を考えていらっしゃる方には「今の給与では十分満足できない」「仕事に見合った給与がもらえていない」と思っていらっしゃる方も多いと思います。
「転職で年収アップ」は本当に狙えるのでしょうか。
山形での転職支援を行なっている私たちの経験上、実際に「大幅アップ!」が叶う事例は、そんなに多くありません。
そんな中でも年収アップが叶うケースというと・・・
【転職で年収アップが叶いやすいケース】
(1)現状の職場の給与が「相場より低かった」というケース
(2)業界・職種を変える(キャリアチェンジ)ケース
(1)現状の職場の給与が「相場より低かった」というケース
学校を卒業してから1社しか経験していない人は、今の状況が普通と思ってしまっているかもしれません。
転職などを考えたこともなく真面目にコツコツ仕事をされてきて、ご結婚して子どもができて生活が厳しくなり、収入を増やすには転職しかないかも、というような状況になった人がこういったケースによく当てはまるようです。
各企業の給与規定などそれぞれ事情があるかと思いますが、勤め始めて5年経っても10年経っても初任給とほぼ変わっていない、などの場合は、同業他社や同程度の規模の会社ではどのくらいの年収が想定されるか、社外の情報も得ておくべきです。
「年収が高い=良い会社」とは必ずしも言い切れませんが、ご自身の能力が社外ではどういう評価がされるのかを知っておいて損はないでしょう。
(2)業界・職種を変える(キャリアチェンジ)ケース
業界水準、職種水準というものがあります。業界を比較した際によく言われるのが飲食・小売業界は年収が低い傾向があり、金融や不動産業界は高い傾向があるというもので、職種では、一般事務職は他職種より低い傾向がある、などというものです。
同じ営業職でも、賃金水準の高い業界へ転職して年収を上げる、同じ業界でも、事務職から営業職へ転職する、などで年収を上げられる可能性があります。
ただし、職種転換は注意が必要です。未経験職種への転職は、入社初年度は現状より下がってしまう場合もあります。
【山形の年収相場をつかむ】
年収は、今より高ければ良いに越した事はないのでしょうが、業界・業種・職種・地域を踏まえた「相場」があり、企業側としても、既存社員とのバランスを考えながら、年齢や入社時の役職など、自社の給与規定の範囲の中で年収提示をすることになります。
厚生労働省の調査では、山形県ではこのような年収水準になっています。
平均年齢
業界業種別、年齢別など細かい数値は、こちらのデータでご確認ください。
参考:山形労働局(PDFデータが開きます)
私たちが企業からお預かりしている求人情報だと、専門的なスキルや経験が求められるものが多くなるため、やや高い傾向になります。
【結論】
転職すれば年収が上がる!とは残念ながら言い切れません。
年収が高い傾向の業界や職種はありますが、もちろん求められる経験や能力によっても差があります。収入は高いけれど、毎日やりたくない仕事、嫌な仕事を続けていく、あるいは、どうしても合わない風土で過ごし続けるのは苦痛なものです。
年収アップだけでなく、職場環境や働き方など、生きていくうえでどう仕事と向き合っていくかを考える選択肢として、転職を検討してみると良いでしょう。
私たちジンジャーズの転職支援は、申し込んだからといって「必ず転職させる」というものではありません。じっくりとお話しをうかがって、他社の状況やキャリアチェンジの可能性を踏まえて、場合によっては転職をお引き留めすることもあります。