▼日々の営みに役立つ学び2022/12/03 21:16 (C) 蚕桑小学校 気はやさしくて力もち
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この日は、繭糸取り。
蚕の先生方が、繭を煮て待っていてくださいました。
この手順です。
小さい箒のような道具を使って、糸はじを探します。あら〜、繭1つから1本ずつだよ!
お〜っ!
うわ〜!
すんご!繭10個から、1本ずつ糸を取り、10本の糸で1本の糸にします。
くるくるくる・・・
くるくるくるくる・・・
くるくるくるくるくる・・・
くるくるくる繰る繰る繰る・・・くるくるという響きは、もしかしてこの「繰る」からきているのでしょうか!糸がだんだんたまってくると、みんなうれしそう!
蚕の蛹が出てきました。子どもたちは、平気で手でつかんで取り出します。
お、上手に繭1個から1本の糸でくるくる始めた人がいますよ・・・
何やらいらなくなった糸で遊びを考えだしました!
繰った糸をさらにほかのものに巻き付けて・・・
「皆さん、注目!繭1個から、約1200m〜1400mの糸ができます。蚕桑小から、3年生のSAさんの家までの長さです!」すごいですね〜!
今日できた、生糸です。きれいにできました!
子どもたちは、自分たちが育てた蚕がはいた繭から、糸をとるところまで学習しました。授業もあるので、繭になった日から約半年経って、蚕が日々の営みに役立つものとして形を変えたことを学んだ日、貴重な学びをした日、蚕の先生方に、また改めて心より感謝した日になりました。