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▼子ども社会って

子ども社会って/

 出張などで担任不在の時、時折給食や終わりの会に顔を出します。

「先生、どうしたらいいかわからないから、みんなでがんばれな!」というと、給食の準備も終わりの会の進行も、自分たちでどんどん進めます。驚くほど準備も早いし、どうするのか逆にこちらに教えてくれるのです。ある日、終わりの会で「先生、係の仕事は?」と聞かれたので、「誰が進めるの?」というと「みんな!」と言って、サーっとそれぞれの仕事に取り掛かりました。

 相談しながら、進めるのです。こんなに自分たちでできるのか!と成長がうれしくて思わずパチパチシャッターを切りました。宿題のノートもどれを渡すのかも理解していたし、ある子は「先生がいないときこそ、私たちの本当の姿!」と独り言。感激してしまいました。低学年の子どもたちは、大人がいなくても、ちゃんとできることの発見でした。

 学校で1番人数が少ない4年生。サークル対話を始め、全員で一つのことにトライしたり、遊んだりする機会が多いのです。

 6年生は、ペンキを塗り替えて、新しいネットにしたゴールを使って、サッカー中。

 低学年は、走る走る!

 ある朝の、3年の教室。暑くて朝マラソンを止めている今は、読書に夢中。静かな中で世界を広げていました。

 おっと、4年教室にも読書家がいたぞ!いいね。読書は、本を開けば、ただですぐ別世界に旅行することができるすばらしいこと。

 子ども社会は、おもしろい。


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